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ほろかけ祭り(ほろ祭り)

掲載の情報は2011年7月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

ほろかけ祭り(ほろ祭り)


 
平安時代から続くホロショイッコ!?

ほろかけ祭りとは、平安時代から続く少年の成長と五穀豊穣を祝う行事で、埼玉県指定の無形民俗文化財にもなっています。
9月の青空とは対照的な、鮮やかなピンク色の笠に目を奪われます。

ほろかけ祭りが行われる古尾谷八幡神社では、屋台もあり、子供たちを始め多くの人たちで賑わいを見せています。また、地元の人以外にカメラを携えた多くの人々が見に来る祭りです。

ホロって?


ほろかけ祭りを見る際に、知っておきたいことは「ホロって何?」ということです。
ホロとは、このピンク色の笠のこと。36本の竹ひごにピンク色の和紙を付けたこのホロは、祭り前に地元の方々が毎年作っています。
 
そして、このホロを背負う子供のことを、ショイッコと言います。ショイッコが背負っている籠の中には、重り石、そして動くとチリンチリンとなる鈴が入っています。
一見軽そうに見えるホロは、重し石や装飾によってかなりの重量があります。なので小学生のショイッコは背負うだけでも大変な作業なのです。

ホロ名称

ホロ名称2

 

ホロショイッコ一行の到着


15:00頃、古尾谷八幡神社に可愛らしい子供巫女を先頭に、ホロショイッコ、そして囃子屋台が列をなして到着すると、境内は一気に賑わいを見せます。

ホロショイッコ一行

千手会囃子

 

古尾谷八幡神社拝殿で御祓い


賑やかな境内をよそに、ショイッコと巫女さんは拝殿にて御祓いを受け、お守りを頂きます。
ちなみに、古尾谷八幡神社の社殿は、江戸時代(享保7年/1722)に再建されたもの。古尾谷八幡神社社殿と本殿脇にある旧本殿は共に埼玉県指定文化財となっています。

古尾谷八幡神社拝殿で御祓い

 

御旅へ出発


15:30頃、ホロショイッコを含めた御旅(おたび)の御一行が神社を出発します。
御旅とは、古尾谷八幡神社のご祭神が御旅所へ向けて巡行すること。御旅の先頭を行くのは高下駄を履いた天狗さま。その後を、太鼓・櫃(ひつ)・鉾(ほこ)・錦旗(きんき)などが後を続き、さらに後ろをホロショイッコ、そしてご祭神を乗せたお神輿が続きます。

御旅へ出発

御旅御一行

 

ホロのお練り


御旅の際、ホロショイッコはお練りを始めます。「ヨイショ!」の掛け声と共に、左へ右へ回転をし、見ている方々は思わず歓声!このお練りこそほろかけ祭りの最大の見どころかもしれません。
そしてホロショイッコを含めた御旅のご一行が御旅所へ到着すると、ほろかけ祭りも終を告げます。

ホロのお練りヨイショ!で回転

 

 

古谷本郷の獅子舞

古谷本郷の獅子舞


ほろかけ祭りと共に、古尾谷八幡神社境内で行われる「古谷本郷の獅子舞」の獅子舞の様子はこちら(獅子舞は14時過ぎには境内で行われます。)
古谷本郷の獅子舞

詳細データ
開催日9月敬老の日の前日
時間14:00頃~
住所埼玉県川越市古谷本郷1413周辺 古尾谷八幡神社
電話049-222-5556 (川越市観光案内所)
Web
料金無料
車アクセス関越自動車道「川越IC」より 23分
電車アクセス・JR川越線「南古谷駅」より 徒歩36分
・西武新宿線「本川越駅」、東武東上線・JR「川越駅」東口より
 西武バス(川越グリーンパーク行) 「川越聖地霊園入口バス停」下車 徒歩26分
駐車場あり(無料)
交通規制なし
屋台あり
指定県指定 無形民俗文化財
川越景観百選「古尾谷八幡神社とほろかけ祭」

バリアフリー

表示の見方・説明

車椅子・ベビーカーの入場

  • 車椅子OK
  • ベビーカーOK

・参道の敷石に乗るのに少し段差あり
・拝殿がある境内手前に据え置きの段差スロープあり

車椅子は介助者がいることが前提の評価です。

バリアフリー情報

  • スロープあり

路面状況

  • 敷石
  • 砂利
  • 土

設備

  • 案内板あり
  • 遊具あり

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コメント

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