トップページ > 年間イベント > 7月 > 南田島の足踊り
掲載の情報は2011年7月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
お囃子に合せ、人がお面をかぶって踊るのは良くある形ですが、ここ南田島ではちょっと違います。なんと人形を足で操るという何ともユニークな踊りが行われています。
踊りが踊られるのは年3回。4月14日(春祈祷)、7月14日(天王さま)、10月14日(オヒマチ)に奉納されます。また、川越まつりの山車上でも上演することも。
まるで小人の踊り!
ちびっこ囃子に合せて、オカメとヒョットコが可愛らしく踊る足踊。一見子供よりも小さ人が踊っているように見える程、動きがリアルです!まさか足で踊っているとは・・・。
足踊り?
足踊りはいったいどうやって演じているのか?
- 人形を操る人はあお向けに寝ます。
- 首と腰に座布団を当てます。
- 左足にオカメ、右足にヒョットコの人形をつけます。
- 着物の袖に手を通して、扇子や日傘を持てば準備バッチリです。
ちょうど足首あたりが、人形の首になり、足首(人形の首)を動かすことにより、よりリアルな動きに見せることができるそうです。
足踊りの歴史
もともとわらに棒をさしこみ、手ぬぐいを男被りと女被りにして演じたと言われていますが、明治時代初期に森田森之助(1857~1936)が、人形浄瑠璃を参考に、足人形に面をつけるようになったといいます。その後、萩原泰治(1897~1974)と森田元次郎(1902~1969)が受け継ぎ、胴の部分を金網にするなどの改良を重ねて、現在の形になりました。(現地案内板より)
人形を操る人は?
それにしても、演じている最中は両手両足を上げ続けなくてはならない足踊りは、想像するだけで腰が痛くなりそうな大変さが伺えます。
一体どんな方が演じていらっしゃるのか見ていると、なんと年輪を重ねたベテラン演者の方でした。お父さんの代から足踊りを踊られていて、その方も小さい頃から演じていたそうです。それ程のベテランの方でも足踊りはまだまだ難しいことが多いとおっしゃっていました。
車椅子・ベビーカーの入場
・参道の敷石の幅が狭い。
・拝殿へは段差あり。
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