服部家住宅、明治26年の川越大火直後の4月に上棟式を行なったと伝承があります。
蔵造りの街並みの他の建築に比べると、簡素な造りで落ち着きがある建物です。
正面の建物は、土蔵造に似せた塗家造(土蔵と比べ壁面が薄い)で防火対策をし、2階正面は蔵造り特有の観音開扉などの窓は一切なく、逗子2階(2階部分が低くなっていて住居ではなく倉庫などに使われる)になっています。
意匠は、当時川越で流行していた軒蛇腹や出桁などの伝統的意匠を採用し、明治期の川越を代表する塗家造です。
蔵造りの街並みの他の建築に比べると、簡素な造りで落ち着きがある建物です。
正面の建物は、土蔵造に似せた塗家造(土蔵と比べ壁面が薄い)で防火対策をし、2階正面は蔵造り特有の観音開扉などの窓は一切なく、逗子2階(2階部分が低くなっていて住居ではなく倉庫などに使われる)になっています。
意匠は、当時川越で流行していた軒蛇腹や出桁などの伝統的意匠を採用し、明治期の川越を代表する塗家造です。
参考:川越の文化財(川越市教育委員会)
名称 | 服部家住宅 |
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指定 | 市指定 有形文化財 建造物 |
員数 | 1棟 |
所在地 | 埼玉県川越市幸町6-8 |
所有者 | 個人所有 |
指定日 | 昭63.1.29 |