トップページ > 文化財 > 有形文化財 > 木野目稲荷神社 本殿 付嘉英5年棟札
川越市木野目にある「木野目稲荷神社」の本殿。
覆屋の中にあって保存状態もよく、建築・彫刻の質が高い本殿です。一番の見どころは、江戸末期に川越市内で流行した江戸彫。
構造
小型の一間社流造、板葺
江戸彫のテーマ
左側面: 鶴と翁と唐子
右側面: 亀を助ける浦島太郎
背面: 天女と鳳凰と麒麟
彫物大工
背面の刻銘には「東都彫工元祖嶋村峻元八代嶋村俊表」と書かれています。
嶋村家は、江戸中期から関東で活躍した彫物大工の名家。俊表は江戸末期に活躍し、成田山新勝村釈迦堂(成田市)、田無神社本殿(西東京市)、川越氷川神社本殿などを手がけています。
建立年代
棟札によると、嘉永5年(1852/江戸時代)だということが分かります。
覆屋の中にあることもあって、直接見学するのは困難。神社社殿前の解説板に詳しい説明と写真が載っています。
覆屋の中にあって保存状態もよく、建築・彫刻の質が高い本殿です。一番の見どころは、江戸末期に川越市内で流行した江戸彫。
構造
小型の一間社流造、板葺
江戸彫のテーマ
左側面: 鶴と翁と唐子
右側面: 亀を助ける浦島太郎
背面: 天女と鳳凰と麒麟
彫物大工
背面の刻銘には「東都彫工元祖嶋村峻元八代嶋村俊表」と書かれています。
嶋村家は、江戸中期から関東で活躍した彫物大工の名家。俊表は江戸末期に活躍し、成田山新勝村釈迦堂(成田市)、田無神社本殿(西東京市)、川越氷川神社本殿などを手がけています。
建立年代
棟札によると、嘉永5年(1852/江戸時代)だということが分かります。
覆屋の中にあることもあって、直接見学するのは困難。神社社殿前の解説板に詳しい説明と写真が載っています。
参考:現地案内板(川越市教育委員会)
名称 | 木野目稲荷神社 本殿 付嘉英5年棟札 |
---|---|
指定 | 市指定 有形文化財 建造物 |
員数 | 1棟 |
所在地 | 埼玉県川越市木野目1162 |
所有者 | 木野目稲荷神社 |
指定日 | 平17.7.22 |
-
なし