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掲載の情報は2011年12月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。


喜多院では、毎年1月3日に新春恒例の初大師(だるま市)が行われます。参道や境内にはだるまを売る露店が所狭しと並んでいます。売られているだるまは目の入っていない祈願だるま。今年一年の思い思いの願いをだるまに込める為、数十万人の参詣客で賑わいます。
その起源は、江戸時代初期。新年を迎えるに当って喜多院に開運厄除、家内安全、豊年万作などの護摩祈願をする人々が年々増えていったそうです。それに伴い境内には七転八起のだるま市が軒をつらねるようになりました。
活気溢れるだるま露店
当日はだるまも人も溢れかえっています。
初大師に並ぶだるまは、群馬県の「高崎だるま」や東京の「多摩だるま」が多いそうです。
大きさ様々
だるま選びは、「大きさ」「色」「願い事」から決めていきます。
まず決めたいのは大きさ。だるまの大きさは様々あり、手のひらにちょこんと乗るサイズから、持って帰るのが大変なビッグサイズまで。一番小さいサイズは何だかゴニョゴニョお話をしているみたい。

エキスパートだるま!?
もう一つのだるま選びのポイントは「色」。スタンダードな赤だるがオールマイティー祈願ならば、その他の色のだるまは、特定の祈願のエキスパート。「何がなんでも今年は恋愛成就!」という方は恋愛のエキスパートのピンクだるま。
だるま選び「顔」
だるま選び最後のポイントは「顔」。同じように見えるだるまでもお店ごとに表情が様々。勇ましい顔、立派な鬚の顔、何だかとぼけた顔など見ているだけでも楽しいです。一年間自分の願いを託され家に飾られる訳なので、やはり気に入った顔がいいですよね。
だるまの名入れ
だるまの名入れをしてくれる露店も。
下書もなしに達筆にスラスラと書いてくれます。
ついでに招き猫も・・・
招き猫を売っている露店もありました。
だるまに招き猫が加われば、今年一年商売繁盛間違いなしですね。
初大師って?

角大師の護符
初大師とは、喜多院境内に祀られている慈恵大師のこと。1月3日はこの慈恵大師が涅槃に迎えられた日なのです。
慈恵大師は、別名元三大師(がんざんだいし)とも呼ばれています。それ以外にも慈恵大師は様々な呼び名があり、その一つに「角大師」というのがあります。この角大師を描いた護符は魔除けの効果があり、お正月には玄関先でこの護符を貼っている家を見かけることができます。

開催日 | 1月3日 |
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時間 | 早朝~日没 |
住所 | 埼玉県川越市小仙波町1-20-1 喜多院境内 |
電話 | 049-222-0859(喜多院寺務所) |
Web | http://www.kawagoe.com/kitain/ |
料金 | 無料 |
車アクセス | 関越自動車道「川越IC」より 13分 |
電車アクセス | 西武新宿線「本川越駅」より 徒歩16分 東武東上線・JR「川越駅」東口より 徒歩22分 東武東上線「川越市駅」より 徒歩22分 |
駐車場 | あり(有料) |
交通規制 | 9:00~18:00 喜多院周辺が通行禁止 |
屋台 | あり |
指定 | - |