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掲載の情報は2011年7月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
川越の秋を彩る「小江戸川越菊まつり」。喜多院の境内の一部が菊鑑賞会場になります。
菊を鑑賞する風習はなんと平安時代にから!その頃の貴族は、菊を眺め歌を詠んだり、菊のコンクールを催したりしていたそうです。日本人は菊が好きなんでしょうね。
喜多院の菊まつりでも、一句詠みたくなるような様々な種類の菊を見ることができます。
色とりどりの菊
「菊」と聞いて思い浮かべるイメージとはなんでしょうか?
色は黄色、形は下の写真の左上の形を、そしてお葬式のイメージを思い浮かぶ人が多いかもしれません。
しかし小江戸川越菊まつりの会場を見回しただけでもこれだけの種類の菊が!そして色合いも様々!菊を知っている人にとっては「何を言っているんだ!」と言われそうですが、知らない人にとっては衝撃です。
千輪仕立て
芽を1年をかけて枝数を増やし、数百輪の花を咲かせる千輪仕立て。
全体の形をきれいな半球型に整え、全体の開花を統一させるのは、とても大変な作業だということが分かります。
最近では、2000輪以上の花を咲かす千輪仕立ても少なくないそうです!
懸崖作り(前垂れ型)
断崖絶壁に垂れ下がって育つ植物をイメージした懸崖作りは、美しさと風雅さが漂います。この懸崖作りを仕上げる為にクリアーしなくてはいけないハードルがいくつもあります!
・茎の長さの約半分の幅
・幅の半分の厚み
・全体的に凹凸がなく
・勾配は45度
・花の間隙がなく
・全体の花が一斉に開花
懸崖作り(静岡型)
前垂れ型から変化したタイプの懸崖作りで、見所は流れるようなの自然の曲線美!
左右の交互にバランスよく配置された枝と、鉢と先端を結んだ線が一直線であることがポイントです。
ままだあるぞ!菊作り
上の3タイプ以外にも、様々なタイプの菊作りがあります。
太田道灌がモチーフの「菊人形」。小さな菊の花がかわいい「小菊盆栽作り」。でっかい「扇作り」などなど。
菊に感化されたその後は…
美しい菊を眺め、気分が高まったところで「さて帰ろう」とすると、様々な菊を販売しているのが目に入ります。
抜け目なし!小江戸川越菊まつり。
菊の美しさを自宅でも楽しめます!
開催日 | 11月1日~23日 |
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時間 | 9:00~16:00 ※日によって時間が異なる場合もあり |
住所 | 埼玉県川越市小仙波町1-20-1 喜多院境内 |
電話 | 049-222-0859(喜多院寺務所) |
Web | http://www.kawagoe.com/kitain/ |
料金 | 無料 |
車アクセス | 関越自動車道「川越IC」より 13分 |
電車アクセス | ・西武新宿線「本川越駅」より 徒歩16分 ・東武東上線・JR「川越駅」東口より 徒歩22分 ・東武東上線「川越市駅」より 徒歩22分 ・東武東上線・JR「川越駅」西口、西武新宿線「本川越駅」より 小江戸巡回バス「喜多院バス停」下車すぐ ・東武東上線・JR「川越駅」東口より 小江戸名所めぐりバス「喜多院前バス停」下車すぐ ・西武新宿線「本川越駅」より 西武バス(南古谷駅行き) 「喜多院前バス停」下車すぐ |
駐車場 | あり(有料) |
交通規制 | なし |
屋台 | - |
指定 | - |