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菓子屋横丁:玉力製菓

菓子屋横丁:玉力製菓

昔ながらの金太郎飴組飴
菓子屋横丁の一角にある、大正3年創業の玉力製菓さん。

店先には、昔ながらの組飴をはじめ、多彩な花の組飴、ニッキやゴマ飴など多種多彩な飴がところ狭しと並んでします。

4代に渡って手づくりの飴をつくり、飴づくりの技術と菓子屋横丁の伝統を守っているお店です。

玉力製菓

手づくりにこだわって

菓子屋横丁は、駄菓子や和菓子などさまざまな菓子が売られていますが、もともと主役は「飴」。別名「飴屋横丁」とも呼ばれている程です。しかし飴づくりをしているお店が多くあった昔に比べ、現在しっかり飴をつくっているのは玉力製菓さんのみとなっています。

そんな玉力製菓は、現在まで手づくり飴にこだわり、その技術や伝統を残しているお店です。”手づくりならではの温かさ”や”飴本来の味わい”を感じ取ることができるのは、今になってはとても貴重なことです。

暖簾店内

多種多彩!飴の種類

一口に飴と言ってもその種類は様々。作り方の違いで大きく5つの種類があります。
昔ながらの組物をはじめ、もともと菓子屋横丁で主流だった玉物、子供が大好きなくるくる飴…。また、季節に応じて千歳飴や花の組飴などもあります。

飴の種類

 

オススメ商品

たくさんの種類がある玉力製菓さんの飴の中で、ほんの一部をご紹介。

季節の花の組飴
季節限定!その季節にあった花をテーマに組飴がつくられます。一年を通じて色とりどりの飴がつくられ、つい季節が変わる度にお店に訪れたくなります。
薬草入りのど飴
ききょう、白南天、きんかん、生姜、ハッカなどの薬草を煮出してつくった人気ののど飴。

 

多種多彩な飴は3人の絆から

これほどまでに多種多彩な飴たちは、3人の職人さんから生まれてきます。3代目の久保田一郎さんと奥さま、そして4代目の息子さんです。
飴づくりというのは時間との勝負。親子3人の言葉のいらない”絆”と”連携”があってこその飴づくりです。

製造風景飴を伸ばす

 

飴づくりを見学

今回見学させていただいた飴は、季節の花の組飴「ヒマワリ」。

飴の原材料は水飴と砂糖。それを色とりどり、そして形豊かな飴に仕上げるには職人の技術によるもの。また飴づくりは気候にも左右されるそうです。寒すぎてもダメ、湿気があってもダメ。技術や経験を培った玉力製菓さんだからこそできる飴づくりを垣間見てみましょう。

※通常は見学することは出来ません。お店の奥がガラス張りになっているのでそこから見ることはできます(不定期)。

空気を入れる

1.空気を入れる

煮詰めた飴を70度に冷やした後、ぐるぐる混ぜることで飴の中に空気を含ませます。

2.色づけ

ひまわり飴に必要な色は、オレンジ、茶色、白、青の4色。

3.パーツをつくる

出来上がりを想像して、各パーツをつくっていきます。ちなみにこれは花びらになる部分です。

 

形をつくる

4.形をつくる

各パーツを一つに組み立てます。この状態だけ見てもどんな飴になるか想像が出来ませんね。

伸ばす

5.伸ばす

4で組み上がった飴を、温めながら細長く伸ばしていきます。

形を整える

6.形を整える

伸ばした飴をある程度の長さで切り、板でゴロゴロさせ形を整えていきます。

 

切る

7.カットする

最終段階のカットです。リズム良く一口サイズに包丁で切っていきます。

完成

完成!!

切ってはじめてヒマワリが顔を出しました!職人さん自身も切って見ないと良い出来かどうか分からないそうです。

完成

季節の花の組飴

青い空に咲くヒマワリをイメージした組飴。味はなんとパイン味です!
製造工程を見ると、改めてその技術に圧倒されます。

 

玉力製菓さんは、古き良き菓子屋横丁を象徴するようなお店です。

店先では様々な飴が売られお客さんで賑わい、店奥では職人さんが飴づくり。”小江戸川越”の名前の通り、江戸時代の商店がそのまま現代に残っているかの様な趣があります。

そんな玉力製菓さんで、目と舌で飴を楽しんでみてはいかがでしょうか。

スポット詳細


名称玉力製菓(たまりきせいか / Tamariki candy manufacturer)
住所
埼玉県川越市元町2-7-7
WEB
時間10:00~17:00
休み月曜日
料金-
所要時間5~15分
駐車場なし
指定-

 

アクセス


車でアクセス

関越自動車道「川越IC」より12分
圏央道「狭山日高IC」より34分

公共交通でアクセス

徒歩
西武新宿線「本川越駅」より17分
東武東上線・JR川越線「川越駅」東口より26分
東武東上線「川越市駅」より17分
バス
バスの種類系統下車するバス停徒歩
1東武東上線「川越駅」東口,
JR川越線「川越駅」東口,
西武新宿線「本川越駅」
東武バス川越01,川越02,川越03,川越04,川越09,若02,東坂02札の辻バス停
3分
2東武東上線「川越駅」東口,
JR川越線「川越駅」東口
小江戸名所めぐりバス札の辻バス停
3分
3東武東上線「川越駅」西口,
JR川越線「川越駅」西口,
西武新宿線「本川越駅」
小江戸巡回バス菓子屋横丁バス停
1分

 

バリアフリー・設備


バリアフリー・設備表示の見方・説明


車椅子は介助者がいることが前提の判定です

車椅子・ベビーカーの入場

車椅子NG ベビーカーNG 店内は狭いので入るのは困難。
しかし、店先にたくさんの商品が並んでいるので店内に入らなくても楽しめます。

路面状況

敷石

バリアフリー情報

設備情報

自動販売機

 
 

掲載の観光・地域スポット情報は2011年10月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

コメント

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  • Lunes_Orbit

    YouTubeで富士葵さんの動画でここを知りました。
    機械作業が普通の今、手造りの飴を丁寧に造っている動画です。
    広島からでは遠いので行く事は難しいですが通販でもあれば買ってみたいと思いました。
    他の県でも、こう言った昔懐かしい物があればいいなと思います。