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牛塚古墳

牛塚古墳

牛塚古墳って?


牛塚古墳を上空から

田んぼの真ん中でゴロリとお昼寝中の牛塚古墳。
…そう言われると何だか牛に見えてきます。

牛塚古墳は、入間川流域で最大の前方後円墳です。このエリア一帯に30基程あった的場古墳群の一つで、その中でも一番大きさがあります。

一番の大きさ = この辺りのボスです!(ちなみに、的場古墳群は牛塚古墳のみ現存。)

形状は前方後円墳。かなり変形をしており、実際古墳を見ても、どっちが前だか後ろだか分かりません。正解は北側が前方で、南側が後円部になります。

上空から見ると前方後円墳だったのが想像出来ますね。

後円部前方部

1つの古墳に2つの埋葬

後円部より、横穴式石室(古墳のサイドに入口があり、古墳中央内部に埋葬空間があるタイプ)が発見されました。珍しいことに、当初に造られた石室の上に、さらに石室がある重葬形式の埋葬が行われています。

出土品は、盗掘を受けていたにも関わらず多くの遺物が出てきました。中でも「金銅製指輪x2ヶ」は埼玉県内でも唯一で貴重な物です。

川越市の史跡にも指定された最後の的場古墳群「牛塚古墳」。そのすぐ脇にはJR川越線が走っています。川越線に乗った際は車窓から牛の寝姿を眺めてみて下さい。

スポット詳細


名称牛塚古墳(うしづかこふん / Ushiduka an ancient tomb)
住所
埼玉県川越市的場2475-14 付近
WEB
時間自由
休みなし
料金無料
所要時間5~10分
駐車場なし
指定市指定史跡: 牛塚

 

牛塚古墳について


名称牛塚古墳
古墳群名的場古墳群
墳形前方後円墳
規模全長: 42m
後円部経: 20m
前方部主軸: 22m
前方部幅: 17.5m
高さ: 3.75m
年代7世紀初め
現況
出土品第一次埋葬: 雲珠(うず)、金銅環、菅玉、切子玉、直刀片など
第二次埋葬: 金銅製指輪(綾杉文様)、鉄製小尻、鉄鏃(てつやじり)、鏡板、直刀片、刀子、ガラス製小玉、雲珠など

 

アクセス


車でアクセス

関越自動車道「川越IC」より18分
圏央道「狭山日高IC」より30分

公共交通でアクセス

徒歩
東武東上線「霞ヶ関駅」より15分
JR川越線「的場駅」より11分
JR川越線「西川越駅」より21分
バス
バスの種類系統下車するバス停徒歩
1バス停
2バス停
3バス停

 

バリアフリー・設備


バリアフリー・設備表示の見方・説明


車椅子は介助者がいることが前提の判定です

車椅子・ベビーカーの入場

車椅子NG ベビーカーNG

路面状況

土

バリアフリー情報

介助盲導犬

設備情報

 
 

掲載の観光・地域スポット情報は2011年7月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

コメント

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  • 鈴木優希

    ご紹介、ありがとうございます。このご案内と地図のおかげで、現地に行くのにとても助かりました。多数の出土遺物は川越市立博物館に保存・展示されています。

    古墳は東京電機大学の真裏、住宅街に埋もれていて、道路が車一台しか通れない道で、駐車場がありません(古墳前の駐車場には無断で停められません)。100mほど入間川寄りに畑があり、その脇に路駐して、ダッシュで古墳に上がりました。隣のぶどう園で栽培中のせいか、古墳の奥は立ち入り禁止となっていました。

    目立たない古墳ですが、遺物からも価値のある古墳だと思います。駐車だけ気をつけて、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。