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日枝神社古墳とは?
喜多院山門前にある日枝神社。その境内に墳丘の一部が残されています。
古墳名を「日枝神社古墳」(別名 多宝塔古墳、山門前古墳)。墳丘にさり気無く案内板が建てられているくらいで、古墳として認識している人は少ないかもしれません。
それもそのはず!元々は、前方後円墳だったこの古墳は、大正13年の県道工事で古墳のほとんどを壊してしまい、現状は前方部分が残るのみとなっています。
日枝神社古墳データ
墳形 | 前方後円墳 |
---|---|
規模 | 不明 |
年代 | 6世紀中頃 |
現況 | 台地・神社境内、駐車場 |
出土品 | 勾玉・切子玉・ガラス玉・土師器・埴輪など |
喜多院 多宝塔が乗っかっていた!
この日枝神社古墳、別名を「多宝塔古墳」と言います。・・・なぜ多宝塔?
現在、喜多院境内には朱塗りの多宝塔が建っています。この多宝塔、元々は喜多院山門前にある「日枝神社」と「白山神社」の間にあったこの「日枝神社古墳」の上に建てられていたそうです。
それを明治45年の道路新設のために移設されました。
一見、ただの土の盛り上がり。されど様々な歴史がある土の盛り上がり。
誰よりも昔からここに居たのに、いつの間にか建物を乗っけられ、削られ、壊され、今では誰の目にも留まらない。そんな波乱万丈の人生を送った日枝神社古墳。これから脇を通る時はチラッと見るようにします。
車椅子・ベビーカーの入場
道路脇なので問題なく見ることができます。
バリアフリー情報
なし
路面状況
掲載の観光・地域スポット情報は2011年7月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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