トップページ > 観光スポット > 喜多院エリア > 喜多院 慈眼堂
喜多院境内の小高い丘の上には、天海僧正をまつる慈眼堂(じげんどう)が佇んでいます。
この慈眼堂は、天海僧正が亡くなった3年後の天保2年(1645/江戸時代)に、徳川家光の命令により建てられたもの。国の重要文化財の指定をうけています。
建物の構造は、桁行(正面)3間、梁間(奥行)3間、背面は1間で庇がついています。シンプルながら趣を感じる建物です。
埼玉県指定 有形文化財「天海僧正の木像」
慈眼堂内に安置されている「木造天海僧正坐像」。
天海は喜多院再興の僧。この坐像は天海が亡くなった寛永20年10月2日の約2ヶ月前のつくられました。亡くなる直前の姿をとどめた肖像彫刻です。
椅子に座り、右手には払子を持ち、朱色の鮮やかな袈裟をまとった坐像は、あたかも目前に天海が降臨したかの様な印象を受けるほど。
*普段は公開されていません。
慈眼堂の略歴
寛永20年(1643/江戸時代) | 天海僧正が寛永寺にて入寂(亡くなる)。慈眼大師の諡号がおくられる。 |
---|---|
天保2年(1645/江戸時代) | 徳川家光の命により御影堂(慈眼堂)が建てられる |
昭和21年(1946) | 「慈眼堂 付木造厨子」が国の重要文化財に指定 |
昭和30年(1955) | 部分修理 |
昭和31年(1956) | 「木造天海僧正坐像」が県の有形文化財(彫刻)に指定 |
喜多院 慈眼堂の風景
スポット詳細
名称 | 喜多院 慈眼堂(きたいん じげんどう) |
---|---|
住所 | 埼玉県川越市小仙波町1-20-1 喜多院境内 |
WEB | http://www.kawagoe.com/kitain/history-culturalasset/cultural-asset/spot05.html |
時間 | 夜間禁止 *内部見学はできません。 |
休み | なし |
料金 | 無料 *外観見学のみ |
所要時間 | 5~10分 |
駐車場 | 喜多院 明星駐車場へ |
指定 | 国指定 重要文化財(建造物): 慈眼堂 付木造厨子 県指定 有形文化財(彫刻): 木造天海僧正坐像 |
アクセス
関越自動車道「川越IC」より | 13分 |
圏央道「狭山日高IC」より | 35分 |
西武新宿線「本川越駅」より | 12分 |
東武東上線・JR川越線「川越駅」東口より | 18分 |
東武東上線「川越市駅」より | 18分 |
駅 | バスの種類 | 系統 | 下車するバス停 | 徒歩 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 東武東上線「川越駅」東口, JR川越線「川越駅」東口, 西武新宿線「本川越駅」 | 西武バス | 南古谷駅行き | 喜多院前バス停 | 3分 |
2 | 東武東上線「川越駅」東口, JR川越線「川越駅」東口 | 小江戸名所めぐりバス | 喜多院前バス停 | 3分 | |
3 | 東武東上線「川越駅」西口, JR川越線「川越駅」西口, 西武新宿線「本川越駅」 | 小江戸巡回バス | 喜多院バス停 | 3分 |
掲載の観光・地域スポット情報は2011年7月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
» 喜多院 慈眼堂についてのコメントや、口コミ、おすすめ情報などがあれば、下記より投稿することが出来ます。お気軽にどうぞ。(*メールアドレスは表示されません。)