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今は無き川越城の遺構「中ノ門堀跡」。
室町時代(長禄元年/1457)、太田道真・道灌父子によって建てられた川越城は、江戸時代(寛永16年/1639)に川越藩主となった松平信綱によって、大拡張工事が行われました。それにより、約2倍の規模の近代的城郭になった川越城。しかしまだ天下が収まって間もない時代だったので、戦いを想定し造られたのか、この中ノ門と中ノ門堀です。
中ノ門堀は、2種類の防衛戦略の役割を担っています。
戦略その1 急勾配で侵入を阻止!
中ノ門堀の特徴は、城壁側とその反対側の法面勾配が異なる点です。
城壁側の法面勾配が60°、反対側が30°あり、城壁側が切り立っているので、敵が攻めてきた際にこの堀を越えることが出来ません。
侵攻できずオロオロしているところへ、城壁の狭間(はざま)から弓や鉄砲で撃つという戦法です。
戦略その2 3本の堀で直進阻止!
敵が西大手門から城内へ攻め込んで来ることを想定して、急勾配の中ノ門堀以外に、2本の堀が用意されています。
この計3本の堀は、敵を直進させない戦略です。クネクネと曲がる道を進む敵兵は歩みが緩みます。
クネクネ、トロトロ歩かざるを得ない敵兵に、またまた城壁の狭間(はざま)から弓や鉄砲で迎え撃つという戦法です。
スポット詳細
名称 | 川越城中ノ門堀跡(かわごえじょう なかのもんほりあと) |
---|---|
住所 | 埼玉県川越市郭町1-8-6 |
WEB | http://www.city.kawagoe.saitama.jp/www/contents/1139820007581/index.html |
時間 | 9:00~17:00 |
休み | 年末年始(12月29日~1月3日まで) ※都合により休園日を変更する場合あり。 |
料金 | 無料 |
所要時間 | 5~10分 |
駐車場 | なし |
指定 | - |
アクセス
関越自動車道「川越IC」より | 13分 |
圏央道「狭山日高IC」より | 36分 |
西武新宿線「本川越駅」より | 20分 |
東武東上線・JR川越線「川越駅」東口より | 28分 |
東武東上線「川越駅市」より | 24分 |
駅 | バスの種類 | 系統 | 下車するバス停 | 徒歩 | |
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1 | 東武東上線「川越駅」東口, JR川越線「川越駅」東口, 西武新宿線「本川越駅」 | 東武バス | 川越06 | 市役所前バス停 | 2分 |
2 | 東武東上線「川越駅」東口, JR川越線「川越駅」東口 | 小江戸名所めぐりバス | 市役所前バス停 | 2分 | |
3 | 東武東上線「川越駅」西口, JR川越線「川越駅」西口, 西武新宿線「本川越駅」 | 小江戸巡回バス | 市役所前バス停 | 2分 |
掲載の観光・地域スポット情報は2011年8月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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