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西雲寺

西雲寺

川越で一番にぎわう商店街「クレアモール」。
そんなクレアモールに、伝説がのこる西雲寺の入口がぽっかりと開いています。

西雲寺とは?

西雲法師(~1645)により創健された西雲寺。創建された年は火災による記録焼失のため不明です。西雲法師の亡くなった年から推定すると、江戸時代初期(慶長年間/1596~1614)だとされています。
もともとは、この場所ではなく川越城の南側 清水町(現小仙波)にあったといわれています。

風格がある本堂

風格がある本堂

本尊は鎌倉時代に作られた阿弥陀如来。本尊の左右には観音菩薩と勢至菩薩。

立派な鐘つき堂

立派な鐘つき堂

これをつけばクレアモール中に響きそうです。でも普段はつくことはできません!

境内に集うお地蔵さまたち

境内に集うお地蔵さんたち

境内の片隅にたくさんのお地蔵さんが集合。クレアモールの発展前にはアチコチの道端に佇んでいたのかも。

 

3体あわさって、ご利益パワーアップ!!

日限三体地蔵堂

西雲寺をおとずれた際、見ておきたいのはコチラの地蔵堂。
地蔵堂にまつられている日限三体地蔵尊にはある伝説が語られています。その伝説とは…

 むかし会津若松(福島県)のある殿さまの夢枕にお地蔵さまがあらわれ「泥深い、葦の中にうまっているので出すべし」とおつげがありました。さっそく掘り出し西光寺というお寺に安置しました。
 そのお地蔵さまを写して彫刻したものを、あるえらいお坊さんが背負って諸国を行脚し川越へやってきて西雲寺に納めたそうです。

日限三体地蔵尊をのぞく

 お地蔵さまは天然痘にたいへん霊験あらたかで、願をかけるときは、お堂の中にあります麻なわと塩をいただいて家へ持ちかえり、なわを首にまきつけ塩を飲みますと不思議と治るそうです。
「川越の伝説」池原昭治 より抜粋

その3体のお地蔵さまは現在も地蔵堂にまつられていて、のぞくとしっかり見ることができます。
3、5、7のつく日には特にご利益(難病平癒、平穏祈願、招福など)があると言われています。

また、この伝説に出てくる西光寺の日限三体地蔵尊のご分身は、全国に数多く残っているそうです。しかし、その大半は1体のみ。珍しいことに西雲寺の日限三体地蔵尊は3体揃っているので、そのご利益パワーも3倍です!

 

クレアモールでお買い物の道すがら、西雲寺を見かけたら3体のお地蔵さまに会いに、一度訪れてみてはいかがでしょうか?

スポット詳細


名称西雲寺
住所
埼玉県川越市新富町2-5-4
WEBhttp://www.saiunji.com/
時間自由
休みなし
料金無料
所要時間5~15分
駐車場あり(境内裏より)
指定-

 

西雲寺について


名称佛名山 常行院 西雲寺(ぶつみょうざん じょうぎょういん さいうんじ)
宗派浄土宗 *蓮馨寺の末寺
本尊阿弥陀如来
創建不明 *推定 江戸時代初期
開山・開基西雲法師
建物・仏像等本堂: 阿弥陀如来木坐像、観音菩薩、勢至菩薩
鐘つき堂
地蔵堂: 日限三体地蔵尊
五満日供養佛塔
永代供養塔
寺務所
文化財
ご利益日限三体地蔵尊: 難病・病気平癒、安産子育、学業成就、身上安全、交通安全、家内安全、商売繁盛
年中行事-
札所・霊場-
ご朱印あり

 

アクセス


車でアクセス

関越自動車道「川越IC」より8分
圏央道「狭山日高IC」より31分

公共交通でアクセス

徒歩
西武新宿線「本川越駅」より3分
東武東上線・JR川越線「川越駅」東口より11分
東武東上線「川越市駅」より10分
バス
バスの種類系統下車するバス停徒歩
1東武東上線「川越駅」東口,
JR川越線「川越駅」東口
東武バス川越01, 川越02, 川越03, 川越04, 川越06, 川越09, 若02, 東坂02本川越駅バス停
3分
2バス停
3バス停

 

バリアフリー・設備


バリアフリー・設備表示の見方・説明


車椅子は介助者がいることが前提の判定です

車椅子・ベビーカーの入場

車椅子OK ベビーカーOK 本堂へは階段があり

路面状況

砂利コンクリート

バリアフリー情報

設備情報

ベンチ

 

参考書籍・リンク


参考書籍

平成小江戸川越 古寺巡礼
平成小江戸川越 古寺巡礼
信州信濃浄土出版社
2005-12

 


川越市教育委員会
1981-12

 

参考Web

参考その他


 
 

掲載の観光・地域スポット情報は2011年7月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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