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龍池弁財天(双子池・竜の池弁天)

龍池弁財天(双子池・竜の池弁天)

 

龍池弁財天の祠

龍池弁財天と喜多院

川越で、竜神伝説の言い伝えがあるここ双子池(竜の池弁天)。そしてその双子池の脇にひっそりと佇む龍池弁財天の祠。
今ではあまり人が来ることもないこの場所で、昔むか~し不思議な物語がありました。

そして、何よりその伝説こそ喜多院のルーツでもあるのです。

双子池(竜の池弁天)伝説

弁天池から流れる水路

 はるかな昔、この辺は一面の海だったと云われています。
 仙芳仙人がここを霊地(神聖な場所)と感じ、お寺を建てようとしたところ、この海の主で竜神の化身である老人が現れたので、仙芳仙人は「私の衣を広げただけの土地を頂きたい」と頼みました。
 老人は承知し、仙芳仙人が衣を波の上に広げるとたちまち数十里の大きさに広がったそうです。老人は驚き「これでは私の住むところがないので、小さな池を残して欲しい」と言ったので、仙芳仙人は小さな池を残し、土仏を作って海に投げ入れると、たちまち海水が退き陸地になりました。そして小さな池の脇に龍神のために弁財天を祀りました。それがこの弁天池と云われています。

参考: 現地解説版、「川越のあゆみ」より
 
この話に出てくる仙芳仙人が建てた寺こそ「星野山無量寿寺」。今の喜多院です。

また、この地が海だったのは縄文時代前期頃。今の東京湾がこの地まで入り込んでいたそうです。その証拠に龍池弁財天の近くには仙波貝塚跡が発見されています。

 

小仙波貝塚跡

おまけスポット「小仙波貝塚跡」

龍池弁財天から徒歩3分程のところに、小仙波貝塚跡の碑が立てれれています。
7、8千年前の縄文時代前期の東京湾と川越の位置関係をイメージしてマップを制作。

詳細を見る

もう一つの伝説

この双子池には、もう一つ伝説があります。その伝説とは喜多院七不思議の一つ「底なしの穴」。
詳しくは、日枝神社ページをご覧ください。

ふむふむ。竜神が住むには小さすぎる双子池。底なしの穴はそんな竜神の為の抜け道がだったのかもしれませんね。

底なしの穴伝説

 

スポット詳細

名称龍池弁財天(たついけべんざいてん)
住所
埼玉県川越市小仙波町4-16-8付近
WEB
時間自由
休みなし
料金無料
所要時間5~10分
駐車場なし
指定-

 

アクセス

車でアクセス

関越自動車道「川越IC」より 11分
圏央道「川島IC」より 17分

電車でアクセス

徒歩
西武新宿線「本川越駅」より 徒歩20分
東武東上線・JR「川越駅」東口より 徒歩19分
東武東上線「川越市駅」より 徒歩26分
バス
西武新宿線「本川越駅」、東武東上線・JR「川越駅」東口より 西武バス(本52)「小仙波町四丁目バス停」下車徒歩3分
東武東上線・JR「川越駅」西口、西武新宿線「本川越駅」より 小江戸巡回バス「中院バス停」徒歩9分

 

バリアフリー

表示の見方・説明

車椅子・ベビーカーの入場

  • 車椅子大変
  • ベビーカー大変

・敷地内は高低差があるので車椅子などは移動が大変
・時期によっては草ぼうぼうの可能性もあり

車椅子は介助者がいることが前提の評価です。

バリアフリー情報

  • なし

路面状況

  • 土
  • 砂利

 

参考資料


参考書籍

川越のあゆみ(川越市市制施行70周年記念誌)
川越市
1992-12

 

参考Web

参考その他

 
 

掲載の観光・地域スポット情報は2011年8月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

コメント

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