川越とは?
どこにある川越?
川越市は、埼玉県の中心より少し東京よりにあり、都心から約30km圏に位置する場所にあります。
武蔵野台地の東北端にあり、特に山などがあるわけではないので、自然を存分に満喫できる場所ではありません。しかし全体的に平坦な土地なので、歩いて観光をするにはとても楽です。ちなみに、もちろん海もありません!
江戸の面影を今尚残す、小江戸川越
都心から最も近い観光地、川越。年間600万人の観光客が訪れています。江戸時代に川越城の城下町として繁栄したことによって、”江戸のように栄えた町”として小江戸と呼ばれる様になりました。川越の中でも蔵造りの建物が軒を連ねる一番街エリアは、”蔵造りの町並み”として本場江戸東京では見られることが少なくなった江戸の面影を残しています。
意匠を凝らした建物、鳴り響く鐘の音、趣がある横丁や路地裏、すれ違う人力車。川越にはたくさんの魅力が詰まっています。そして何度通っても新しい発見がある!そんな街でもあります。
何で小江戸?
「世に小京都は数あれど、小江戸は川越ばかりなり」と謳われた程、古くから川越=小江戸と呼ばれていました。そんな小江戸という言葉に込められた意味には、”江戸のように栄えた町” ”江戸カルチャーが伝わる街” などがあります。
”江戸のように栄えた町”とはいつ頃?
それは江戸時代の川越藩主 松平大和守の頃です。石高も最大の17万石になり、全国で200以上ある藩の中で川越藩は24位にランクインした程です。この繁栄が川越に訪れた人々を「川越は小さな江戸の様だ!」と言わしめたのでしょう。
ミックススタイル
川越の面白い点は、「江戸」「明治」「大正」と様々な時代の建物がミックスされていることです。蔵造りの建物の横をふっと見たらルネッサンスな建物が建っていたり。
また、エリアによっても時代が代わります。
- 本丸御殿周辺: 江戸
- 蔵造りの町並み: 江戸~明治
- 大正浪漫夢通り: 大正
といった様に。