トップページ > 観光スポット > 見る > お寺 > 長徳寺(川越観音)・仙波氏館跡
川越駅から歩くこと約15分。
辺りは住宅がひしめく路地で「こんなところに古刹があるの?」と不安になりながら進んでいくと、「川越観音 長徳寺」の文字が見えてきます。
平安時代に慈覚大師円仁が開いたお寺で、創健1160年以上の歴史あるお寺です。また喜多院の末寺になります。
本堂右手の立派な観音堂には、白衣観世音菩薩坐像が安置さていて、川越観音霊場の正観音とされています。
仙波氏館跡
また、長徳寺境内は平安時代の豪族「仙波氏」の館跡とされ、川越市の史跡に指定されています。
長徳寺は高台に位置して、かつて東側は湿地帯。周囲には堀があり、北側は100m、南側は150m、東西側は700mの堀があったそうです。また、現在も長徳寺周辺の小字に「堀の内」という地名も残っていることから仙波氏館跡と推定されています。現在は、残念ながらそれを偲ぶ遺構はほとんど残っていません。
長徳寺の風景
長徳寺の略歴
長徳元年(995 / 平安時代) | 阿弥陀如来が不思議な浄光を放ち、山のふもとでは霊泉が湧きでる。 建物をたて、朝廷より冷水山長徳寺の山号を賜る。 |
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永正11年(1514 / 室町時代) | 実海僧正が中興の僧となる。 |
天文年間(1532~14 / 室町時代) | 火災により寺院焼失。 |
寛文元年(1661 / 江戸時代) | お堂を再建。 |
安政元年(1854 / 江戸時代) | 再度焼失。その後再建。 |
安政4年(1857 / 江戸時代) | 喜多院境内にあった常念佛堂(常行三味堂)を移転 |
昭和33年(1958) | 長徳寺の境内が、平安時代の豪族「仙波氏の館跡」として川越市の史跡に指定。 |
長徳寺について
名称 | 冷水山 清浄土院 長徳寺(れいすいさん しょうじょうどいん ちょうとくじ) |
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宗派 | 天台宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建 | 長徳元年(995 / 平安時代) |
開山・開基 | 慈覚大師円仁 |
建物・仏像等 | 本堂: 阿弥陀如来像 観音堂: 白衣観世音菩薩坐像 六地蔵尊 水子地蔵菩薩 稚児(いもっこ)観音 伝教大師(最澄)の像 |
文化財 | 川越市指定 史跡: 仙波氏館跡 |
ご利益 | |
年中行事 | 1月18日: 初観音大祭 3月~12月(8月以外)の第2土曜日 13:30~: 写経会 春・秋彼岸 24日: 水子供養 |
札所・霊場 | - |
ご朱印 |
アクセス
関越自動車道「川越IC」より | 13分 |
圏央道「狭山日高IC」より | 36分 |
西武新宿線「本川越駅」より | 21分 |
東武東上線・JR川越線「川越駅」東口より | 16分 |
東武東上線「川越市駅」より | 25分 |
駅 | バスの種類 | 系統 | 下車するバス停 | 徒歩 | |
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1 | 東武東上線「川越駅」東口, JR川越線「川越駅」東口, 西武新宿線「本川越駅」 | 西武バス | 本52 | 喜多院入口バス停 | 5分 |
2 | バス停 | 分 | |||
3 | バス停 | 分 |
掲載の観光・地域スポット情報は2011年8月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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木嵜 修平