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見立寺

見立寺

見立寺とは

見立寺参道
布袋尊像

見立寺は、小江戸川越七福神の第六番「布袋尊」のお寺です。菓子屋横丁から程近い場所にありながら、喧騒を避け静かな境内です。

建立は、室町時代後期(永禄元年/1558)。
後北条氏の重臣で、川越城の城将「大道寺政繁(まさしげ)」が建てたお寺です。また川越市連雀町にある蓮馨寺の末寺でもあります。
大道寺政繁の母が蓮馨寺を建立する時に、現在の見立寺の敷地に仮のお寺を建てたそうです。その名も「建立寺」。
そして、感誉存貞上人を招き、その後見立寺としました。

この見立寺は、文政10年(1828/江戸時代)と天保11年(1840/江戸時代)に大火事で焼失しましたが、明治14年に再建されています。

 

見立寺 境内図

 

境内には、江戸時代の浄土宗僧侶で念仏行者の「徳本上人(とくほんしょうにん)」が、川越へ布教に来た際に造られた記念碑や、赤穂浪士「矢頭右衛門七」の妹の墓があります。
また、秋になると墓所や境内入口にあるキンモクセイの香りが、見立寺を包み込んでくれます。(*正確には、墓所のキンモクセイは見立寺の境内ではありません…)

小江戸川越七福神 第六番 布袋尊


小江戸川越七福神めぐりの第六番目。
境内の布袋尊社の前では、満面の笑で布袋尊像が迎えてくれます。朱印や絵馬は社務所を訪ね、スタンプは本堂前に設置してあります。

布袋尊七福神色紙

 

葛
Photo by Miya
*写真はイメージです。

秋の七草「葛(くず)」

葛は昔大和の国栖(くず・奈良県吉野地方)でくず粉を売り出したことから、その名がついたと言われています。根っこから葛粉が取れ、和菓子の葛餅が作られたり、葛根湯(かっこんとう)は漢方薬として使われ解熱の効果があります。

開花時期: 8月中旬~9月下旬
花ことば: 活力・芯の強さ・治癒

山の辺ににほひし葛の房花は 藤波よりもあはれなりけり 斎藤茂吉

 

スポット詳細


名称見立寺(けんりゅうじ)
住所
埼玉県川越市元町2-9-11
WEB
時間自由
休みなし
料金無料
所要時間5~10分
駐車場なし
指定小江戸川越七福神 第六番 布袋尊

 

見立寺について


名称寿晶山 了心院 見立寺(じゅしょうざん りょうしんいん けんりゅうじ)
宗派浄土宗
本尊阿弥陀如来
創建永禄元年(1558 / 室町時代)
開山・開基開山:感誉存貞上人
開基:大道寺政繁(まさしげ)
建物・仏像等本堂(寄棟造、桟瓦葺): 阿弥陀如来像
布袋社: 布袋尊
浄土宗念仏行者 徳本上人名号碑
赤穂浪人 矢頭右衛門七の妹の墓
文化財なし
ご利益夫婦円満、財宝賦与
年中行事七福神ご縁日: 元旦~7日、毎月1日
札所・霊場小江戸川越七福神 第六番 布袋尊
秋の七草「葛(くず)」
ご朱印

 

アクセス


車でアクセス

関越自動車道「川越IC」より12分
圏央道「狭山日高IC」より29分

公共交通でアクセス

徒歩
西武新宿線「本川越駅」より28分
東武東上線・JR川越線「川越駅」東口より18分
東武東上線「川越駅市」より10分
バス
バスの種類系統下車するバス停徒歩
1東武東上線「川越駅」東口,
JR川越線「川越駅」東口,
西武新宿線「本川越駅」
東武バス川越09,若02,東坂02高沢橋バス停
1分
2東武東上線「川越駅」西口,
JR川越線「川越駅」西口,
西武新宿線「本川越駅」
小江戸巡回バス菓子屋横丁バス停
1分
3バス停

 

バリアフリー・設備


バリアフリー・設備表示の見方・説明


車椅子は介助者がいることが前提の判定です

車椅子・ベビーカーの入場

車椅子大変 ベビーカー大変 境内入口が長めの登り坂、本堂へは階段あり。

路面状況

砂利敷石

バリアフリー情報

設備情報

案内板

 

参考書籍・リンク


参考書籍

平成小江戸川越 古寺巡礼
平成小江戸川越 古寺巡礼
信州信濃浄土出版社
2005-12

 

参考Web

参考その他


 
 

掲載の観光・地域スポット情報は2011年8月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

関連ページ

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小江戸川越七福神 第七番 弁財天: 妙昌寺

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