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妙昌寺とは
妙昌寺は、小江戸川越七福神の第七番「弁財天」のお堂があるお寺です。
室町時代(永和元年/1375)、日蓮宗大本山池上本門寺の末寺として、現在の川越市幸町に創建。
その後、江戸時代(寛保元年/1741)に、松平伊豆守信綱による川越城大改修の際、現在の地(旧浅場孫兵衛侍屋敷跡地)に移築しました。
そんな妙昌寺ではユニークな伝統行事が行われます。それは土用丑の日に行われる「ほうろく灸」。
ほうろく灸とは、素焼きのお皿に火をつけた大きなお灸を置き、それを頭の上に乗せ無病息災、身体健全を祈願する行事です。その由来は、炎天下で暑さ負けした武将が、兜の上から灸をすえたところ、たちまち全快しと言う話から来ているそうです。
川越ではウナギのお店も多いので、土用丑の日にはウナギとほうろく灸のセットで夏を乗り越えたいですね。
ちなみに妙昌寺は、その昔は蛍の名所としても知られていたそです。
小江戸川越七福神めぐりの第七番目。
本堂の脇を抜け坂を下ると、経ヶ嶋辨財天を祀った弁天堂が見えてきます。この辨財天は、室町時代にその当時の地頭が小石に法華経を書写し、塚を築いて辨財天を祀ったのが始まりだそうです。
この弁天堂でお参りをした後、帰る前にお堂のサイドへ周り壁を見上げてみて下さい。漆喰に「こて絵」と呼ばれる左官職人の装飾が施されています(写真右下)。題材は弁財天や浦島太郎など。まさか、こてで作り上げたとは思えないクオリティです。
秋の七草「藤袴(ふじばかま)」
花の色が藤色で、花弁の形が袴に似ていることから藤袴という名前がついたそうです。
乾燥させると、桜餅の葉のような香りがし、薬用で利尿、通経(つうけい)、黄疸(おうだん)に効果があるといいます。
弁財天の社前にある庭園で見つけることができました。
開花時期: 10月~11月下旬
花ことば: 優しい思い出・思いやり・落ち着き・躊躇
妙昌寺について
名称 | 法眞山 妙昌寺 |
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宗派 | 日蓮宗 |
本尊 | 永和元年 |
創建 | 永和元年(1375 / 室町時代) |
開山・開基 | 開基(開創):大鷲妙泉阿者梨日山聖人(池上本門寺第四世) 開山:法眞院日意上人 |
建物・仏像等 | 本堂 辨天堂 |
文化財 | |
ご利益 | 恋愛成就、学問成就 |
年中行事 | 七福神ご縁日: 元旦~7日、毎月1日 |
札所・霊場 | 小江戸川越七福神 第七番 弁財天 秋の七草「藤袴(ふじばかま)」 |
ご朱印 |
アクセス
関越自動車道「川越IC」より | 17分 |
圏央道「狭山日高IC」より | 32分 |
西武新宿線「本川越駅」より | 14分 |
東武東上線・JR川越線「川越駅」東口より | 23分 |
東武東上線「川越駅市」より | 11分 |
駅 | バスの種類 | 系統 | 下車するバス停 | 徒歩 | |
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1 | 東武東上線「川越駅」西口, JR川越線「川越駅」西口, 西武新宿線「本川越駅」 | 小江戸巡回バス | 妙昌寺入口バス停 | 4分 | |
2 | バス停 | 分 | |||
3 | バス停 | 分 |
掲載の観光・地域スポット情報は2011年8月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。