トップページ > 観光スポット > 見る > お寺 > 成田山川越別院
成田山川越別院とは


「お不動様」と親しまれる成田山川越別院本行院。
江戸時代末(嘉永6年/1853)に石川照温上人によって、当時廃寺であった本行院を再興し開創。本尊の不動明王は、本堂はもちろん、境内のあちこちにいらっしゃいます。
本山は、千葉県成田市にある「成田山新勝寺」。この成田山川越別院は新勝寺の最初の別院でもあります。
成田山と言えば、交通安全!もちろん川越別院でも交通安全祈願で賑わっています。
さらに、成田山川越別院で有名なのが毎月28日の蚤の市。境内にはたくさんの店舗が溢れ、多くの人で賑わいます。

開山堂

成田山川越別院の開祖「石川照温上人」が祀られているお堂です。
石川照温は、30歳の頃に目が見えなくなってしまったそうです。そんなある時、光を失った眼前に不動明王が見えたことで、お不動様を信仰するようになりました。その甲斐があり失明した目が見えるようになったそうです。
そんな失明から回復した不動明王の慈悲の徳にあずかり、この開山堂で眼病平癒・視力回復の祈願し、「め」絵馬が多く掛けられています。
亀の池
成田山川越別院の癒やしスポット「亀の池」。
水族館もびっくりの200匹以上の亀さん達がここで生活を共にしています。冬場は冬眠していて見られませんが、温かくなると、親亀の上に子亀が乗り、子亀の上にも親亀が乗ってしまうくらい沢山の亀さんを見ることができます。
また、亀の池脇には縁結びの「七幅弁財天」(七福神ではありません)や、水掛不動尊、水子地蔵尊らが安置され、時にはカップルが多くの亀に見守られながら縁結びで手を合わせています。



元旦~7日と毎月1日は、小江戸川越七福神のご縁日で、七福神めぐりの方で賑わいます。
四番目である成田山川越別院は「恵比須天」を祀っています。そぐそばには5番目の「喜多院」もあり、ここ周辺は観光客で賑わうエリアでもあります。
朱印は本堂と祈祷殿の間にある事務所で承っています。

秋の七草「撫子(なでしこ)」
ピンク色の可憐な花を咲かす撫子。
花恵比須天が祀られている福寿殿の前にある、ガーデンスペースに撫子が植えられています。春と秋の年2回咲くそうですが、たまに花が咲かない時もあるそうです。
開花時期: 春と秋の二季咲き
花ことば: 貞節・長く続く愛情
スポット詳細
名称 | 成田山川越別院 |
---|---|
住所 | 埼玉県川越市久保町9-2 |
WEB | http://www.kawagoe-naritasan.net/ |
時間 | 自由 |
休み | なし |
料金 | 無用 |
所要時間 | 5分~15分 |
駐車場 | あり(無料、境内) |
指定 | 市指定有形民俗文化財 「本行院本堂造営図大絵馬」 1面 川越景観百選(祭と風物)「お不動様と蚤の市」 |
成田山川越別院について
名称 | 成田山 川越別院 本行院 |
---|---|
宗派 | 真言宗 智山派 |
本尊 | 不動明王 |
創建 | 嘉永6年(1853/江戸時代) |
開山・開基 | 石川照温 |
建物・仏像等 | 本堂: 不動明王像、四大明王像 祈祷殿 開山堂: 石川照温上人ご尊像 福寿殿: 恵比須天 出世稲荷: 荼枳尼天(だきにてん) 太師堂: 三大師のご尊像(弘法大師、興教大師、理源大師) 鐘楼堂 不動三尊像 弘法大師空海像 水掛不動尊 縁結七幅弁財天 水子地蔵 |
文化財 | - |
ご利益 | 交通安全、眼病平癒、視力回復 七福神: 家内安全、商売繁昌、開運成就、社運隆昌、合格成就、心眼成就、交通安全 出世稲荷: 家内安全、開運成就、合格成就 縁結七幅弁財天: 縁結び |
年中行事 | 毎月28日: 蚤の市 (お不動様の御縁日) 毎月23日: 先祖・水子供養(阿弥陀様の御縁日) 2月3日: 節分会(追儺豆撒き式) 11月23日: 火渡り祭(火渡り柴灯護摩) |
札所・霊場 | 関東三十六不動霊場 第27番 川越不動尊 小江戸川越七福神 第四番 恵比須天 |
ご朱印 |
アクセス
・圏央道「川島IC」より 20分













掲載の観光・地域スポット情報は2011年8月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。