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養寿院とは?

養寿院本堂
菓子屋横丁のすぐ近くに佇む養寿院(ようじゅいん)。菓子屋横丁の繁華をよそに、静けさが漂うお寺です。
養寿院は、鎌倉時代(寛元2年/1244)に河越太朗重頼(かわごえたろうしげより)のひ孫、経重(つねしげ)が開基し、大阿闍梨円慶法師が開きました。
江戸時代にはご朱印10石を賜っています。
尚、この養寿院は観光寺ではないので、土日・お盆時期などの檀家さんが多く訪れる日の訪問は配慮をお願いします。
伝 河越太朗重頼の墓(河越太朗廟所)

伝 河越太朗重頼の墓
養寿院本堂の左脇には、河越太朗重頼の墓として伝えられる五輪の塔があります。
河越太朗重頼は、平安時代末期にこの地で実力を持っていた武将。川越とのゆかりは深く、川越まつりの山車の人形にもなっています。
国指定重要文化財 銅鐘

養寿院の本堂内には、国指定重要文化財の銅鐘が保管されています。この銅鐘は、鎌倉の大仏の鋳師として知られている丹治久友(たんじひさとも)作のものです。
この銅鐘の銘文にはこんなことが書かれています。
「武蔵国河肥庄、新日吉山王宮、奉鋳椎鐘一口長三尺五寸(約1m)、大檀那平朝臣経重、大勧進阿闍梨円慶、文応元年(1260)大歳庚申十一月廿二日、鋳師丹治久友、大江真重」
この文によると、この銅鐘は養寿院を開基した河越太朗重頼のひ孫 経重が寄進したもの。
また「河肥庄(河越荘)」の文字は金石文では最初のもので、川越の歴史上価値の高いものになります。
スポット詳細
名称 | 養寿院(ようじゅいん / Yojuin temple) |
---|---|
住所 | 埼玉県川越市元町2-11-1 |
WEB | |
時間 | 自由 |
休み | なし |
料金 | 無料 |
所要時間 | 5~10分 |
駐車場 | なし |
指定 | 国指定重要文化財(工芸品): 銅鐘 川越市指定 史跡: 岩田彦助墓 川越市指定 史跡: 横田家の墓 市指定 文化財(彫刻): 円空仏 川越景観百選(街並み) 「養寿院と門前」 |
養寿院の詳細
名称 | 青龍山 養寿院(せいりゅうざん ようじゅいん) |
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宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 釈迦如来 |
創建 | 寛元元年(1243/鎌倉時代) |
開山・開基 | 河越経重 |
建物・仏像等 | 本堂 山門 千手院 大仏の頭 河越太朗重頼の墓(河越太朗廟所) 歌碑: 「城下町の古き鐘楼につく鐘の曇り夜空に春めきて聞ゆ」安倍路人 昭和43年3月 寺標: 曹洞宗 養寿院 石碑: 不許葷酒入山門 |
文化財 | 国指定重要文化財(工芸品): 銅鐘 川越市指定 史跡: 岩田彦助墓 川越市指定 史跡: 横田家の墓 市指定 文化財(彫刻): 円空仏 |
ご利益 | - |
年中行事 | - |
札所・霊場 | - |
ご朱印 | なし |
アクセス
関越自動車道「川越IC」より | 12分 |
圏央道「狭山日高IC」より | 35分 |
西武新宿線「本川越駅」より | 15分 |
東武東上線・JR川越線「川越駅」東口より | 25分 |
東武東上線「川越駅市」より | 16分 |
駅 | バスの種類 | 系統 | 下車するバス停 | 徒歩 | |
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1 | 東武東上線「川越駅」東口, JR川越線「川越駅」東口, 西武新宿線「本川越駅」 | 東武バス | 川越01,川越02,川越03,川越04,川越09,若02,東坂02 | 一番街バス停 | 3分 |
2 | 東武東上線「川越駅」東口, JR川越線「川越駅」東口 | 小江戸名所めぐりバス | 一番街バス停 | 3分 | |
3 | 東武東上線「川越駅」西口, JR川越線「川越駅」西口, 西武新宿線「本川越駅」 | 小江戸巡回バス | 蔵の街バス停 | 2分 |
掲載の観光・地域スポット情報は2011年7月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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