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川越の住んでいる人ならば知らない人はいない「丸広百貨店」。丸広がスタートしたのは、現在の新富町「クレアモール」ではなく、今や観光地として賑わう蔵造りの街並みです。
昭和11年に建てられたこの「山吉ビル」を借り、川越初のデパートとしてオープンしたのが始まりです。今では地下1階、地上10階の丸広百貨店ですが、この3階建ての小さなビルからスタートしました。
山吉デパートを建築したのは、明治・大正・昭和と活躍した建築家「保岡勝也」。丸の内の赤煉瓦オフィス街を初め多くの住宅建築を手がけています。
川越では、「旧国立八十五銀行本店(現 埼玉りそな銀行川越支店)」「旧山崎家別邸」「川越貯蓄銀行本店」そして「旧山吉デパート」の4つを建築しており、合わせて「川越4部作」と呼ばれています。
旧山吉デパートは、現在確認されている中で、保岡勝也の最晩年の建築とされています。建物は長い間廃墟となり放置されていましたが、近年、復元と耐震補強を行い昭和初期当時の姿を復活させています。構造は、鉄筋コンクリート造3階建て、ルネッサンス様式を基調とした外観。そして、2階正面には4本の柱(イオニア式)が並び、唐草のレリーフがはめ込まれています。また、1階の美しいステンドグラスは山崎家別邸と同じ「別府ステンド硝子製作所」の作品です。
残念ながら内部を観光することは出来ませんが、外観だけでも十分建築を楽しむことができます。
スポット詳細
名称 | 旧山吉デパート(きゅうやまきちでぱーと) |
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住所 | 埼玉県川越市仲町6-6 |
WEB | |
時間 | 外観自由 *内部見学不可 |
休み | - |
料金 | 外観見学無料 |
所要時間 | 5分 |
駐車場 | なし |
指定 | 彩の国景観賞 2008年 受賞 |
アクセス
関越自動車道「川越IC」より | 10分 |
圏央道「狭山日高IC」より | 27分 |
西武新宿線「本川越駅」より | 12分 |
東武東上線・JR川越線「川越駅」東口より | 20分 |
14分 |
駅 | バスの種類 | 系統 | 下車するバス停 | 徒歩 | |
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1 | 東武東上線「川越駅」東口, JR川越線「川越駅」東口, 西武新宿線「本川越駅」 | 東武バス | 川越01,川越02,川越03,川越04,川越09,若02,東坂02 | 仲町バス停 | 1分 |
2 | 東武東上線「川越駅」東口, JR川越線「川越駅」東口 | 小江戸名所めぐりバス | 仲町バス停 | 1分 | |
3 | バス停 | 分 |
掲載の観光・地域スポット情報は2011年6月現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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Hitoshi Watanabe